がんがん食べよう毎日食べよう

料理と写真を撮るのが好きです。

2023年買ってよかった調理器具、もの、書籍

こんにちは。2023年の買ってよかったものをまとめようと思います。

 

 

調理器具編

アフィリエイトじゃないので参考画像と思ってアマゾンリンクつけておきます。途中で面倒でつけてないです。

ハリオ漬物グラス

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寒くなると漬物が作りたくなりますね。冷蔵庫で手軽にできる漬物グラスの活躍が目立ちました。常に新鮮な浅漬けがあるのが好きな人にお勧めです。

買った当初は結構使ってましたが、どうしてもたくさん作りたくなって使う機会が減ってます。

浅漬けは野菜の重量に対して2%の塩と白だしをちょこっと入れるのが定番のレシピです。

 

野田放浪ロイヤルクラシックケトル

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家に来る人が多いときに大量にルイボスティーを入れるのに重宝しています。

2L入るのが嬉しいですが、ギリギリに入れて沸かすとこぼれます。

 

キュバン

ワインや日本酒を真空で保存するやつです。

最初ケチって安いの買ったら意味わからんただのゴム栓届いたのでちゃんとしたものを買う方が良いです。請求したら返金されたのでただのゴム栓となんか伸び縮みする棒が家にあります。

 

OXO ピーラー

そこそこ長い期間使っていたセラミックのピーラーが鈍らになってきたので買い換えました。たまたま料理研究家の方が宣伝していたので買ってみたら切れ味はとってもいいのですが、表面がゴムマットな感じでそんなに触り心地は気に入ってないです。

調理器具は思いっきりプラな感じとか、つるつるとした感じで油汚れがさらっと落ちそうな感じの方が好みです。

 

アイリスオーヤマ低温調理機

昔アマゾンで買った安い知らないメーカーの低温調理機が壊れてしまったので買い換えました。

さすがアイリスオーヤマという感じの無難なデザインとコンパクトさが良いです。

ただし、使いやすいかどうかは疑問ですが安いのでそのコスパにはなにも文句は言えないです。

あと最小の水の深さが小さいのが意外と便利なところですし、低温調理における衛生について簡単ですが注意書きがあるのは良いところです。

 

キャプテンスタッグ 火起し器 折りたたみ火起し器 スリム

これは夏のBBQで大活躍でした。煙突効果で火起こしが簡単にできるというものです。

rakyooooo.hatenablog.com

↑で使ってるので良かったら見てください。

 

青芳製作所 NEWスタンダードカクテルシェーカー

夏に遊びに来た友達に布教されたのでまんまとはまったカクテルです。

はまるとどうせ散在するから目を背けておいたのですがおすすめされたらやるしかないと思って始めました。お酒たくさん買いあさるのは楽しいです。

ハイボールやサワーの素みたいなのを炭酸で割る手軽さを超えて楽しめるものはなかなか出会えないですが現時点で一番カクテルにする価値があると思ったのはカルアミルクです。高い牛乳でめちゃめちゃにシェイクするとふわふわになって美味しいです。

お酒苦手な人でも楽しく飲めるのでいいですね。飲みすぎ注意です。

 

真空パック

家庭用で吸引力が最強と名高い真空パック機を買いました。これで牛肉10㎏買っても真空パックで長持ちさせられます。これを読んでいる方にも恩恵がありますからね。

↓こちらで出てきます。

rakyooooo.hatenablog.com

 

トルーチ(TURCI) イタリアンウェイ白トリュフ 40ml

これはフレッシュネスバーガーの薬味コーナーにあるうまい油です。

プッシュ式なのがいいですね。

 

もの編

調理器具以外のものをまとめます。

かぐや姫はカンヨークを覚えたい

これはみんなの語彙力がためされるタイプのボードゲームです。直接的な表現をせず慣用句を説明して当ててもらうというゲームなのですが、1分で15慣用句を当てるというのがなかなか難しく白熱します。

本を読むのが好きな人にお勧めです。

 

エレコム ELECOM 握りの極み

でかくてたくさんボタンがついてるマウスです。

手が大き目なのででかいマウスが良いのと、ボタンが普通のマウスに比べて5個多いので、進む、戻る、タブ削除のショートカット、タブ追加のショートカット、タブ復元のショートカットを割り当てて使っています。このマウスがあると検索が右手だけでできるので結構快適です。

会社でもこれのちょっと廉価版を使っていますが、戻る進むが右手でできるのはとっても快適です。

 

マクセルイズミ 回転式メンズシェーバー

小さい電動シェーバーです。旅行に便利です。

 

アイリスオーヤマ サーキュレーター 静音 左右首振り

冷房を部屋の隅々まで回すために買いました。それ以外にも食材の乾燥とかに使ってます。もっと早く買えばよかったですね。

 

ぱくぱくローラー

毛がたくさん抜ける生き物が家にいる人は絶対に買った方が良いです。カーペットや布製品についた動物の毛が面白いほどに取れて気持ちいいです。

 

洗濯機のかさ上げ あげピタ君

洗濯機をかさ上げして掃除をしやすくしたり、音を緩和したりするものです。結果的にはよかったのですが、一人で設置するのはかなり危険なので絶対に二人でやった方が良いです。もしくは引っ越しの時に一緒に設置してもらうのがいいです。

 

SHURE AONIC50(第2世代) 

10年同じヘッドホンを使っていて、ボーナスも出るしここらでヘッドホン買い換えちゃおうと思って1年中悩んで決めました。

無線でも有線でもUSBでも使える万能選手で音も良くて嬉しいです。スマホもデスクトップパソコンもラップトップもあるので全部で使えるものが欲しかったのでちょうどよいものがあってよかったです。

やっぱりいいヘッドホンはいろいろ聞こえて楽しいです。自分がドラムやってたこともあってよりよく聞こえるようになりました。シンバルの厚みとか種類とかがリアルに聞こえてくるのは楽しいです。

あとヘッドホン自体にイコライザが保存されPCに接続しながらスマホからイコライザがいじれるのは結構面白いです。

PCで音を流しながらイコライザがかけれるので音楽だけでなく映画やラジオみたいなものでも好みの音にできるのは便利です。

 

AUDIENT iD4mk2

ヘッドホンも買ったしデスク周りの音響を完成させてしまおうとオーディオインターフェースも買いました。

これによりハイレゾ再生が可能になったのと良いマイクで話しながらゲームができるようになりました。そのうちマイク買ってやたら良い音で話しながらゲームしようと思います。

 

YAMAHA ワイヤレスイヤホン TW-E7B 

これは今年の上半期になんとなく新しいイヤホンが欲しい症状が出たときに買いました。ANKERのイヤホンもあってそれもそれで楽しい音なのですが、ドンシャリ一辺倒じゃない気分のときに良いです。長い時間外を歩くときとかに使います。

あと音が刺さりにくいので音量を上げても痛くないのも結構好きです。

 

書籍編

単体テストの考え方/使い方

今年仕事関係で読んだ本で一番良かったです。この本の内容をいつも心に留めて仕事しようと思いました。

 

ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

今井むつみ先生という発達心理学の方と為末大さんというオリンピック選手の対談風言葉についてのお話です。

今井むつみ先生が子供の発達心理学の第一人者すぎて、自分が論文発表したらその方面の論文や実験が増えたとかいうエピソードがあったりして面白いです。

また、言葉がなぜあるのか、という質問に対して過去や未来のことをその場にいなかった人に対して伝えたいからという回答が面白いです。自分が体験したことや学んだことを言葉というパッケージに詰めて他の人に伝えられる点で言葉がある意味ということを説いていました。また、未来ことは過去から予測することができるのでそれも言葉がないとできない、という話などがとても面白い本です。

 

フライパンファンタジア

こちらは料理本です。今井真実さんという料理研究家の方のレシピ本です。

シンプルな食材と少ない調味料の組み合わせで何でこんなにおいしい?と不思議な料理がたくさん載っていて楽しいです。

それと結構おつまみになるようなおかずが載っているのも嬉しいポイントです。

 

自家醸造を楽しむ本 2023年 04 月号  うかたま 別冊

こちらはタイトル通り家で酒を造る雑誌です。酒税法があるのでやりませんが話のネタとして。

 

焼く: 日本料理 素材別炭火焼きの技法

こちらは私の中で定番の柴田書店から出ている炭火で焼くということだけの本です。

BBQでの料理に生かそうと思って買いました。高度すぎて応用できなかったですけど面白かったです。

 

イタリアの地方料理 北から南まで20州280品の料理

あまり新しい本ではないですが、今年買ったので挙げます。

この本のいいところは、その州がどういう気候でどういう暮らし方をしているからこういう食文化になったというのを紹介しているところです。

そのためイタリアンの定番料理だけではなくて様々な地方の日本では知られていない伝統料理が載っているので楽しいです。

 

やさい割烹

こちらは野菜中心の和食の本です。日本料理って手間をかけて何でもない食材をメイン張れるくらい美味しくしていく料理も多いですが、食材のポテンシャルを信じたシンプルなものも結構ありますね。

そういう料理は新鮮な良い食材じゃないといまいちなんだろうなあと眺めてました。

 

以上です。

ミスジでカツレツ

こんばんは。

以前購入したミスジで牛カツを作ってみました。揚げ油はもちろん牛脂です。

今回は簡単なので比較的短編です。

 

 

下ごしらえ

牛肉は1.5㎝くらいの厚さに切ります。

今回はカツレツ風にするのでこんなに厚みがなくても良かったですが、せっかくなので厚みを出してみました。

これを叩いて薄くするのも考えましたが、柔らかい肉なのでやめておきました。肩ロースのような部位であれば筋が多いので叩いて柔らかくするのも良いと思います。

筋が太く入っていたので切込みを入れて、塩をしておきます。

 

衣にはハーブと粉チーズを入れます。

ハーブはパセリ、オレガノを入れ、粉チーズはパン粉に対して3~5%くらいの分量で入れました。イタリアンなのと最近は細目のパン粉が好みなので細めです。

肉が厚めなので衣は二重付けにしました。パン粉と粉チーズは西友のお墨付きのやつを使っています。

衣にチーズを入れると単純においしいので衣も楽しめるような味にしました。

 

揚げ

牛脂をフライパンに2㎝くらいの深さで入れたら170度に熱します。

牛カツといえばレアに仕上げるのが世の主流ですが、レア肉好きじゃないので結構しっかり目に火を通します。揚げ物はアツアツにして汁が流れ出る状態を食べるのが好みです。同じ理由で調理済みの豚肉を極厚に切って揚げてるやつもSNSで最近よく見ますが、昔やった時はパサついててあんまり好みにはなりませんでした。低温調理と揚げは相性悪いと思っています。

油の温度を低めにして衣がかりっといい感じに仕上がるくらいで揚げ終えるが自分の中での目安です。

揚げ物って適当に揚げても生焼けじゃなければ美味しいからいいですよね。

揚げ油の温度はよく料理本とかにあるよりは低めで設定してゆっくり揚げることが多いです。生焼け防止の意図とじっくり低温揚げがうまいと思っています。

 

実食

一口サイズにカットして完成です。

肉と衣にそれなりに味つけをしたのでそのまま食べてもいいですが、追加で岩塩をかけたり、レモンを絞ったり、チーズをかけたり、トマトソースをかけたりなんでも合います。

チーズの塩気と肉の油で赤ワインがたくさん飲める味でした。

 

以上です。

カツオをもらった

こんにちは。

この間遊んだ後輩が気仙沼からカツオを送ってくれたので楽しんだ記録です。

 

 

カツオの捌き

ハズレ個体を考慮してなんと2尾いただきました。正直こんなにでかいのが2匹もらえるとは思わなくてびっくりしました。

どちらも60cm 、3kg以上あるとってもいい個体です。丸々太ってて銀色がまぶしいですね。

丸のまま送ってくれたので輸送での鮮度落ちもあまり影響がないように見えます。なるべく悪くならないように手早く捌きましょう。

これまでの漁師さん直送市場で大量に魚を捌いた経験を活かしてやっていきます。

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カツオは骨も身もあまりしっかりしていないので身が割れないように丁寧にやります。捌き終わった身は大きいバットに氷を敷き詰め、その上にラップを敷いたところへ置いて少しの間もぬるくしないようにします。

いろいろ処理が終わったらペーパーとラップで包んでチルド室へ入れて酸化を抑えます。

捌いている間もまな板や包丁が油まみれになっていてかなり期待できます。

 

味見

中落ちをスプーンですくって味見をしてみると、とても味が濃くて美味しいです。普通に買えるようなカツオの3倍くらい味がします。

猫が目を輝かせて待っていたのであげました。

 

カツオ料理

刺身とたたき

まずはシンプルに刺身&たたきにします。刺身は皮をひき、ちょっと厚めに切りつけます。

たたきは皮ごと炙って香ばしい箇所を作ります。

皮をバーナーで炙ると皮目の脂が溶けてバチバチと爆ぜて香ばしい香りが広がります。

薬味は大葉、茗荷、ネギ、生姜、ニンニクをたっぷり乗せて完成です。

こんなに脂が乗ったカツオは初めて食べます。

醤油で食べたりポン酢で食べたり出汁をかけたりご飯と食べたりお酒を飲んだりして楽しみます。若干のカツオらしい香りがあるので醤油よりもポン酢で薬味と一緒に食べるのが美味しいですね。

魚体が大きかったので普通に切りつけたつもりが一切れが大きかったので盛り上がりました。

 

カツオのなめろう

お刺身を細かく叩いてしょうが、大葉、ネギ、ピーマン微塵切りと合わせます。

味付けは味噌は入れずに薄口醤油と塩にしてみました。

ピーマンの香りとシャキシャキ感がカツオの叩いたねっとり感と合わさって最強のおつまみになってしまいました。

 

カツオカツ

大ぶりにカットしてカツにします。

皮付きのまま塩で下味をつけてしばらく置いたのち小麦粉、卵、パン粉の順につけてオリーブオイルで揚げました。

加熱するとみっちりとした肉質にカツオの鉄分の味が抜けていくのがおいしいです。

これはマヨネーズもいいですし、醤油もポン酢も合いました。ソースはちょっと違いました。個人的にはタルタルソースをかけたかったのですが買い忘れてしまいました。

パン粉にハーブとチーズを混ぜてイタリア風にしたりしてもおいしいと思います。

 

コンフィ

ちょっと内出血していて生だと見栄えが悪い部分をカットしてコンフィにします。

カツオに塩をしてオリーブオイルに入れてとろ火にかけます。

本当はもっと大量に油があった方が良いと思いますけど、カツオ風味の油が大量にあっても困るので蒸し煮っぽくしておきます。

油に入れる前に塩をしておかないとカツオに味が付かないので注意です。

これはパスタにしたりジャガイモと一緒に炒めたりして素材として使うようにします。

 

レアステーキ

片栗粉をまぶして強火でカリカリになるまで焼きます。

結構大きめにカットしておいたので中はレアでしっとり、外はかりっとしててうまかったです。

 

血合いのショウガ煮込み

魚体が大きかったので血合いもそこそこあったのでこれも別の料理にしてみます。

血合いを塩水に浸して血抜きしたら酒、しょうゆ、みりん、ショウガたっぷりで煮込みます。アクが出るので取りつつ加熱します。

カツオに火が通ったら乱切りのナスを入れてさらに煮込み、煮汁が好みの煮詰まり方になったら完成です。ネギを散らして完成!

これは完全にごはん泥棒でした。単体で香りを嗅ぐと若干匂いますが、ネギなどの薬味やごはんと食べることで匂いは気になりませんでした。

血合いに関しては好き嫌いがありそうですが、別の料理の可能性もありそうでした。

例えば塩辛みたいにしても美味しそうですし、血抜きしたものを塩ごま油で食べてもいいと思います。ショウガと醤油で味をつけて竜田揚げにしてもいいですね。

新鮮だったからか血合いもおいしいというのはうれしい情報でした。

 

出汁

アラは塩を振ってオーブンでカリカリにしてから煮込みます。

こちらは焼くよりも霜降りにした方が臭みが抑えられてよかったかもしれません。当日に飲んだ分はとても美味しかったですが冷蔵庫で保存していたのにも関わらず次の日には結構きつい匂いがしていました。

これはミスでもったいないことをしてしまいました。魚の出汁の扱いって難しいです。

それか焼いてそのまま食べてもよかったかもしれないですね。

 

感想

カツオが2匹も届くというイベントはかなり楽しかったです。

お世辞抜きに今まで食べたカツオの中で一番おいしくていい体験ができました。

 

以上です。

牛肉10Kg買ってドカ食い

こんにちは。

タイトル通り牛肉を10Kg買って楽しんだという話です。

 

 

10Kgも買ってどうする

それはそうなんですが、いつもヤフーショッピングで買っていたAllMeatというショップの直販サイトを発見したのでついうれしくなって買ってしまいました。

allmeat.site

とはいっても無計画に買ったわけではなくてBBQする予定だったので消費するのはそう難しくないです。そうでなくとも5㎏くらいはすぐ消費してましたしね。

 

買った肉紹介

今回はA4のミスジと牛切り落とし材というものを買ってみました。ミスジはこのブログでも何回か登場している肩甲骨の裏側の部位です。

牛切り落とし材は安かったのでどういうものか知らないまま買ってみました。何が来るかわかりませんが、国産黒毛和牛なのでどうやってもおいしくできるだろうという算段です。

どちらも焼肉にするのが第一の目的です。万が一固かったりすじ肉が多めでも煮込んじゃえば全然OKです。

 

肉のカット

ミスジ

ミスジは福岡から来た3.2Kgのブロックです。

等級はA4です。A3~A4は脂が入りすぎないという点で最近では人気が高まっている等級だそうです。見た感じ脂も程よい量でとてもおいしそうです。

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さばき方は以前↑の記事にしてますけど、写真撮り損ねてたりするので今回と合わせるとちょうどいいかもしれません。

まずは裏側の骨肌を取ります。骨肌には極力肉を付けないように丁寧にとります。

表面は、脂を取り除いたあと筋を取ります。久しぶりにやったせいかめちゃ下手でたくさん肉を筋につけてしまいました。した。これは贅沢な煮込み用すじ肉ということにしておきます。

今回はステーキカットと焼肉カットの2種を作りました。すぐに食べる分は取りおいて残りを冷凍します。真空パックんを買ったのでいくらでもおいしい状態で冷凍できます。

どちらも脂と赤身のバランスが良くてとても美味しそうです。

 

切り落とし材

切り落とし材は開けてみると脂と肉が一対一くらいのお肉でした。一応焼肉にできるところは切り出しましたが、6割くらいは脂抽出用と煮込み用になりました。焼肉用に取った部分もなかなか歯ごたえがあったので咀嚼の助けになるような切込みを入れると良いと思います。

 

パッキング

大量のお肉を鮮度よく保存するために「真空パックん」というしっかりした真空パック機を買いました。

中に真空パックロールをしまえるのが便利です。

かなり強い力で真空パックできるので鮮度よく冷凍できます。

カットし終わってパッキングした全体量が↓の写真みたいになりました。

 

牛脂

牛脂は鍋に放り込んで超弱火で5~6時間煮込みます。焦げないように時折混ぜつつじっくりと脂を抽出していきます。

少しでも火が強いとすぐ焦げてしまうので弱火どころかとろ火にして、煮込みのようなとろとろの肉カスを作ります。これをうどんに乗せたりチャーハンに入れたり野菜炒めに入れたりすることで料理のコクを増強できます。

最後に強火にしてにカリカリに仕上げるのも良くて、それだけでおつまみになります。

最終的に3Lくらいの牛脂と500gくらいの肉カスができました。

 

牛脂は香ばしさとほんのり甘い香りがしてバターを想起させます。考えてみるとバターも牛乳からできているものだから同じ香りがするのは当然だなと思いました。

牛脂と肉カスも真空パックしました。真空パックんにはパルス機能という押している間だけ空気を抜くことができる機能があります。

肉カスは油をたくさん含んでいて強く真空にすると機械が油まみれになってしまうばかりかうまくパッキングできないのでパルスで程よく空気を抜きます。

 

料理

ここからは料理のターンです。

オーブンでステーキ

まずは塊肉といえばのステーキです。

いつもは低温調理でやっていますが、今回はオーブンでじっくり火入れして最後にフライパンで仕上げるスタイルでやってみます。

手順

 

  1. 肉を30分以上暖かい場所において室温に戻します。
  2. ミスジに塩をします。
  3. 網を置いたバットへ乗せて120度に予熱したオーブンへ入れてゆっくり加熱します。
  4. 10分後いったん取り出して上下を返してさらに10分加熱します。
  5. 肉の中心まで十分火が通るまで繰り返します。
  6. 油多めのフライパンでカリカリになるくらい焼き目を付けます。
  7. 焼き終わったら軽く油をふき取ります。
  8. 少し落ち着かせたらカットして塩コショウ、お好みでバターやオリーブオイルをかけて完成です。

今回は300gくらいのお肉だったので30分くらい加熱しました。お肉の大きさによりけりですが、生焼けよりはウェルダンの方が良いだろうと思ってます。120度のオーブンなので多少やりすぎてもいきなり硬くなったりはしないですし、ミスジは中心まで加熱しないと筋が固くて食べにくいので結構しっかり目に火をいれました。もっと焼いてもよかったくらいです。

最後の仕上げの焼きは鉄フライパンでやるととってもいい焼き色がつきます。周りが少し縮んで中心がぷっくりするくらいが好みです。

炭火でステーキ

せっかくのBBQなので炭火でも焼いてみました。手順はオーブンと同じように焼き目を付けない程度に火を通してから全面をこんがり焼くタイプにしました。

炭火でのステーキは外が少し寒かったのもあってぬるい仕上がりになってしまいました。肉を焼く前にしっかり炭を熾してから焼くべきでした。

家の中、ガスや電気といった安定した条件では焼くのは難しくないですが、炭火と屋外という条件ではなかなか理想の焼き上がりは難しかったです。ですがもう焼き方はつかんだので次回はもう少しうまく焼けると思います。

 

焼肉

料理というほどでもないシンプル調理ですが、これも美味です。BBQへもっていってしっかり焼いたりさっと焼いたり好きな味付けで食べました。

切り落とし材は少し硬いので切込みを入れたら焼肉のたれで揉みこんでみました。

ミスジは一口大にカットしました。塩コショウしたら炭火でこんがり焼いて食べます。

国産牛の美味しさを知りました。

 

肉カスうどん

普通のうどんに肉カスを入れるだけで旨味たっぷりの食べ応えのあるうどんができます。

シンプルな昆布とカツオの出汁に醤油とみりんを入れてつゆをつくります。そこへうどんとネギ、肉カスをのせて完成です。

これがとても美味しいです。これからの季節にぴったりです。

 

ブラチョーレ

以前はオーブン焼きで八田野ですが本来のレシピのようにトマト煮込みにしてみました。

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次回

残りが大体3㎏くらいになったので次回の購入はどうしようかなーと日々考えています。たぶんモモ肉を買う気がします。

以上です。

 

備長炭を使ってBBQしたら予想以上に良かった

こんにちは。今回は備長炭を使ったBBQの感想です。

 

 

備長炭ってどうなんだろう

高い焼き鳥屋だと備長炭を使っているけど、炭によって何が違うんだろう?オガ備長炭みたいな扱いやすい成型炭もあるのにあえて備長炭を使う理由ってあるんだろうか?と思ったのが始まりです。

これまでBBQではウェーバーの成型炭(チャコールブリケット)を使っていてアメリカンな雰囲気が出てかっこいいし、特に文句はなかったのですが、いろいろ探してたら6㎏3000円というちょうどいい備長炭を見つけてしまって抑えきれない興味で買ってみました。国内製造のものは高すぎて手がでないのでラオスから来た備長炭です。

tantando.shop

ラオスの炭ってどうなんだろうと思ってましたが、しっかりとした密度の炭でした。備長炭の特徴的な金属のような高い音もします。小さいのと大きいのが混ざってて使いやすそうです。これより大きいとレジャーでは扱いにくそうな感じです。

ホームセンターに売ってるような5㎏で1000円みたいな炭と比べて価格の差を感じられるほどの違いはあるのでしょうか?

ちなみに、紀州備長炭はウバメガシというかなり密度の高いどっしりとした木を使った炭なのですが、ラオス備長炭はマイテューという木の炭だそうです。

 

火起こし

火起こしは火起こし器を使うと簡単です。キャプテンスタッグの折り畳み火起こし器がとっても便利です。

写真は煙突効果で火起こしがスムーズにできるチャコールスターターです。私は持ち運びを重視して折りたためて背が低いものを買いましたが、あまり着火効率が良くなかったのでできるだけ背が高いものを買った方が良いです。背が高い方が煙突効果をより強く得られてより早く火起こしができます。

わざわざ買わなくても厚みのあるアルミホイルで煙突を作って使い捨てのチャコールスターターをこしらえるのも荷物が減らせて良いです。

 

備長炭は着火剤だけでは火が起きないので着火剤に加えて通常の木炭を併用する必要があります。

写真では見えないですが、着火剤、ウェーバーのチャコールブリケット4,5個、備長炭という順で入れて、着火剤に火をつけたら30分ほど放置して火をおこします。

早く起こしたい場合はバーナーで燃やしたり、ハンディファンやうちわなどで仰いだりすると良いです。木炭の方に火が着かなくていつの間にか消えてたということがあるので最初の方は注意して見た方が良いです。

 

食材の紹介

今回はタンドリー風チキン、焼き鳥、ランプ肉のステーキを用意しました。

ヨーグルトにカレー粉、レモン汁、塩、砂糖などで味付けしたタンドリー風チキンです。ヨーグルトとレモン汁とカレー粉がポイントで、あとは結構適当です。醤油みりん酒でも全然ありだと思います。見栄えのためにパセリとパプリカパウダーを振ってますがなくてもいいです。

鶏モモ肉を一口大に切って串に刺しました。味付けは香川の骨付きどりの粉です。

皮を外側に配置するのにこだわったら串打ちがかなり難しかったです。串打ちしたかったのでやりましたが、めちゃくちゃ面倒なので次回からは焼いてから切ろうと思いました。あと癖で一口をでかくしがちなのもあります。

ランプ肉は扱いやすい大きさ(200~300g)にカットして58度で数時間低温調理します。今回はかなりしっかり目の肉だったので薄目の焼肉カットでもよかったと思いました。

 

焼いて食べよう

焼いてるところはこんな感じです。備長炭が火力が強いので付きっ切りで面倒見る必要があるのとすぐ串が焼け落ちるのが大変ですが、皮がパリッと焼けて中がジューシーに仕上げることができてよかったです。

ステーキもいい焼き色が付けられます。

 

感想

特に感動したのが灰がすくないことです。10分程度で表面の炭がハラりと落ちる程度の灰しか出てこないので、空気の通り道をふさぐことがなく熱が安定しています。燃え尽きる速度が遅いので炭の足す回数も少ないですし、余った炭は消炭にして次回に持ち越すこともできます。

ウェーバーの炭だと30分で1粒が焼け落ちてしまい、それが結構な量の灰を出すので長時間の調理の場合はたまに灰を捨ててグリルの空気穴を通す必要があるのが面倒でした。何回かこのグリルで調理したときに毎回面倒だと思っていたポイントなので解消できてうれしいです。

また、備長炭というものが、燃え尽きない熱を発し続ける物体に見えるのが不思議で面白いです。

備長炭はキロ単価の値段は高く感じますが、焼ける肉の量やごみ捨て、炭足しの手間、焼き上がりの味などを加味して考えた結果、ホームセンターの安い木炭で一回で何キロも消費してしまうものに比べるとコストパフォーマンスはとても高いと思います。消炭にして次回へ持ち越せるのも効率的ですね。

炭なんて腐らないし、湿気るのだけ気をつけておけばいいので、様々が値上げされる昨今の状況を踏まえると今のうちに買っておくのもありかもしれないですね。

 

以上です。

サーロインを使って南イタリアのブラチョーレという料理を作る

こんにちは。

久しぶりの更新になってしまいました。

料理はいろいろしていたのですがなかなか写真を撮り忘れていたのでネタになるようなものがなかったです。

今回は、塊肉と言えばいつも低温調理でステーキばっかりなので少し変化を加えてロールステーキをやってみようと思いました。

ポルケッタという豚肉で具材を巻いたイタリア料理の牛肉版の「ブラチョーレ(braciole)」を作ります。

本当は焼いた後トマトソースで煮込むみたいなのですが、せっかくステーキ用のブラックアンガスサーロインを使うので煮込みにはせずオーブンで仕上げてソースを添える形にしようと思います。

 

 

詰め物の準備

具材

まずは肉で巻くための詰め物を準備します。

今回は下記の材料を巻きます。

今回はイタリアンな感じで統一してみました。

上記以外にも、プロシュートや松の実、卵、パン粉などを入れるレシピもありました。

本当はチーズも巻こうと思ってたのですが、巻き忘れてしまったので後で上からかけるようにしました。

 

炒める

玉ねぎとマッシュルームとニンニクをざっくりみじん切りにしてフライパンでかなりしんなりするまで炒めます。

マッシュルームも玉ねぎも炒めるとかなり少なくなるのでしっかり炒めます。

ニンニクは半分は生で巻きたいので半分だけ炒めました。

このときに炒める油は後述の肉から除去した脂を使いました。

 

刻む

パセリとローズマリーは茎から外してみじん切りにします。ニンニクもきざみます。

ブラックオリーブは切れてるものを買ったので何もせずそのまま使います。

 

肉の準備

肉を開く

お肉はいつも通りALLMEATで仕入れました。

数日前に解凍をはじめ、完全に解凍できたら余計な脂は取って置き、1~2㎝くらいの厚さに開きます。なるべく四角になるように頑張ります。

開けたらミートハンマーや鍋の底などで叩いて柔らかくします。より薄く巻きやすくすることも目的ですが、ブラックアンガスなので単に焼いただけのステーキで食べるには少し硬そうなので柔らかくする効果も狙っています。

軽く塩コショウをしたら、肉の準備は完了です。

 

肉を巻く

肉が開けたら詰め物を広げて巻きます。

まんべんなく詰め物を広げたら端からくるくると巻いていきます。あまりきつくしすぎないのがコツだそうです。

巻き終わったらタコ糸で縛ります。竹串やつまようじで刺すのもOKです。

巻き終わったら外側にも塩コショウをしておきます。

どうしても横からはみ出るので諦めます。

 

ソースの準備

今回はシンプルなトマトソースを作ります。

玉ねぎとニンニクを炒めてトマト缶を入れて煮込みます。塩、コショウ、オレガノ、隠し味に醤油をちょっと入れて完成です。

凝ったソースにはせず、トマトとニンニクの旨味、玉ねぎの甘味で肉のベースを支えるようなイメージのソースにしました。醤油は入れるとうまいので入れました。

 

添え物の準備

今回は下記を添え物として準備しました。

  • パプリカ
  • ズッキーニ
  • ジャガイモ

それぞれを一口大に切り、敷いたフライパンで焼き色を付けた後に後で肉と一緒にオーブンへ入れます。このときも油は牛肉からトリミングした脂で炒めました。

牛脂は植物性油を少し呼び水として使うと効率よく脂が出るそうです。

 

本調理

事前にオーブンを200度に予熱しておきます。

熱したフライパンにオリーブオイルを敷いて肉に焼き色を付けます。焼きすぎても詰め物が断熱するためそこまで中に熱が入らないので恐れずに好みの焼き色を付けておきます。

焼き色がついたら一旦バットなどに出してアルミホイルをかぶせて休ませておきます。(このタイミングで添え物を炒めるのが良いと思います)

4,5分休ませたら添え物と一緒に200度のオーブンへ入れて15分ほど加熱します。

網を野菜の上に乗せて肉の熱の入り方を均等にしたいと思いました。

15分後、オーブンの温度を140度くらいに下げて20分加熱します。ここで中心まで火を通します。

オーブンの加熱が終わったら、温度計を肉に差し込んで中心の温度を確認します。中心が65度くらいになっていればミディアムレアの仕上がりです。

温度が足りなければオーブンにそのまま入れておき、熱が通るのを待ちます。

熱が通ったらオーブンから出して数分休ませます。熱々で切ると赤い汁が出るので程よい感じにします。

 

食べるぞ!

お皿にトマトソースを敷き、1㎝弱幅にカットしたお肉を並べます。周りに添え物を置いて完成です。

薄めにして叩いたおかげで柔らかく、オーブンで仕上げたおかげでジューシーに仕上がりました。

中に巻いた薬味もいい塩梅でとてもおいしかったです。トマトソースをつけるとさらに旨味がしっかりしていくらでも食べられる美味しさでした。

 

その他

その他作った料理です。

ただ茹でて塩と良いオリーブオイルとバジルをかけた野菜。

香川の骨付きどりのパウダーで焼いた若鳥。

とうもろこしを茹でてバター醤油で焼いただけ。

夏野菜はおいしいですね。

 

以上です。

豚ヒレ肉でプルドポーク風

こんにちは。

今回は豚ヒレ肉のブロックを買ったのでプルドポークポーク風です。

プルドポークはアメリカンBBQ料理で、豚肉のブロックを長時間蒸し焼きしたり燻製したりして豚肉の繊維がほぐれるくらい柔らかくした後、フォークやミートクローで細かくほぐして落ちてきた肉汁などを合わせて食べる料理です。

自宅だと長時間燻製は難しいので表面を香ばしく焼いた後に煮込む方式でやっていきます。

 

 

下ごしらえ

ヒレ肉は扱いやすい大きさにカットします。表面をしっかり焼いてから煮込むのでトングや菜箸で持ち上げやすい大きさのカットです。後でほぐすので小さくカットしても全然OKですが、ある程度繊維の長さがあった方が食べ応えがあるので良いと思います。

カットしたら軽く塩と砂糖をまぶしておきます。

豚肉の部位は何でもいいのですが、ヒレよりも肩ロースや腕肉やモモなどの肉質がしっかりしていて筋が多めな部位の方が向いているとは思います。

 

焼き

油を敷いたフライパンにつぶしたニンニクを入れて軽く香りを出したら豚肉を入れてしっかり目に焼き色を付けます。ニンニクは焦げる前に取り出した方が良いです。

香ばしく焼いた焼き目が煮汁に回ってBBQで焼いたような雰囲気になることを願ってます。

 

ソース

煮込む用のソースを作っていきます。はちみつとケチャップと醤油が入ることは決めているのですが、あとは適当です。

とりあえず下記のものを入れてみました。

スパイシーな感じのあまじょっぱい感じを目指します。これらを水で溶かして焼いた豚肉を煮込みます。

最終的にかなり煮詰めるので煮汁に対して結構薄めにはなります。

 

煮込み

煮込む前にスライスした玉ねぎを炒めます。多めが好きなので中くらいのを一つ使います。

豚肉を焼いたフライパンにそのまま玉ねぎを入れてしんなりするまで炒めます。

しんなりしたらソースを入れて2時間くらい煮込みます。途中水が足りなくなったら足しつつひたひた程度を保ちます。

持っている人は圧力鍋やスロークッカーやホットクックなどでやると楽だと思います。

 

仕上げ

背が高くて小さい鍋で煮込んだ方が火が通りやすいです。

大体2時間くらい煮込んだら煮汁に入れたままフォークなどでほぐします。最後に煮詰めて煮汁の量を調整します。

煮汁の目安としては、パンにはさんでもぐずぐずにならないくらいの感じを目指します。



食べる

パンにはさんで食べます。食パンにそのままはさんで食べてみましたが、ホロホロジューシーでとってもおいしかったです。

食パンだけでなく、ジャガイモ、根菜類、ブロッコリー、パスタやごはんなどにも良いと思います。

結構いろんなものに相性がいいので常備菜としても便利な料理だと思います。

 

以上です。