がんがん食べよう毎日食べよう

料理と写真を撮るのが好きです。

小野式製麺機をメンテして久しぶりに麺を打つ

こんにちは。

今回はなんとなく思い立って久しぶりに小野式製麺機を出して中華麺を作ります。

スープは家にある乾物で適当に取ります。

 

 

小野式製麵機のメンテ

家にある小野式製麵機を2年ぶりくらいに出してきました。前回使ったときに歯車のあたりから黒い液体が出てたのでそれを洗います。麺が当たる部分も清掃してから使います。

久しぶりにだしましたが、錆とかもなく安心しました。

正面から見ると前回の麺のカスとか残ってます。

 

歯車の清掃

まずハンドルを取ります。ハンドルはネジで止まっているのでそれを外して引っこ抜けばOKです。

歯車は割りピンをまっすぐにして引っこ抜けば取れます。ペンチがどっかいったのでニッパーでやってますが、ちゃんとペンチを使うことを推奨します。

おそらく歯車がこすれあって出た金属の粉と油が混ざった黒い液体が良くないので洗剤で洗います。

シャフトは今回は取り外さずに拭いて終わりにしました。

 

ホッパー

ホッパーはネジを外して洗剤で洗って乾かします。

 

ローラーと切り刃の清掃

ローラーと切り刃は分解するのが手間なので適当に作った捨て生地を通して粘着させます。

捨て生地で吸着させたらアルコールで消毒して終わりです。

 

麺作り

綺麗にしたので中華麺を打ちます。しかし、思い立って作ったので若干材料が不足していますがまああるもので何とかしましょう。

 

材料

  • 強力粉 160gくらい
  • 中力粉 440gくらい ↑と合わせて600gにしました
  • 水 234g(加水率39%)
  • 塩 6g
  • 重曹 6g

重曹(炭酸水素ナトリウム)は乾煎りして水と二酸化炭素を飛ばして炭酸ナトリウムにしておきます。加熱することでアルカリが強くなって麺のコシが強くなるということです。

中力粉を使ったのは家にあったからです。以前薄力粉と間違って買ってきてしまいました。

中力粉と強力粉を混ぜてちょうどいい具合のグルテン量にしてやろうという魂胆です。以前強力粉オンリーで作ってましたけどそれだと固すぎてかなり大変なので扱いやすい固さにしようと思いました。

また、あまりグルテンが強すぎてもワシワシしすぎる麺になる気がしたので、準強力粉くらいのイメージです。

 

手順

粉以外を水に溶かして粉と混ぜていきます。ちょっとずつ入れながら水を回していきます。

麺を作るときに水回しを丁寧に行うのは、麺生地が固いために水分量を均一にしようとたくさん捏ねることが難しいからだと思っています。

なるべく生地の塊にする前に水分の分布を均一にするようにボウルの中で生地の粒を細かく分解しながら混ぜていきます。

良い感じになったらひとまとまりにして冷蔵庫でしばらく寝かせておきます。

寝かせてる間に製麺機のメンテナンスとかを行ってました。

しばらく寝かせたら製麺機に入るくらいに延ばしてローラーの方で数回に分けて2㎜くらいの厚さにします。

今回は2つに分割していたので、ある程度延ばしたら合体させます。

延ばしたものが麺帯と呼ばれますが、これは麺棒に巻き付けておくとしわにならなくて良いです。

麺帯ができたら切り刃の方でカットします。30㎝くらいになったらハサミでカットします。コーンスターチを打ち粉にしてまとめておきましょう。

今回はストレート麺なので丁寧に保管しておきます。

 

スープ

豚骨とか鶏ガラはなかったので在庫処分もかねて乾物の出汁を中心にやっていきます。

 

材料

  • 昆布
  • 干しシイタケ
  • 煮干し
  • 鰹節
  • イシダイの頭

鰹節とイシダイ以外を水につけておきます。水分が入ったら沸かして出汁を取ります。

アクは何となく取ったら昆布を取り出してイシダイの頭と鰹節を入れて30分くらい煮込みます。

イシダイはいつぞやの鮮魚セットに入っていたやつの頭を冷凍して取っておきました。

真空パックをしていたのですが、破れて霜が付いていたので消費しようと思います。冷凍庫の匂いと酸化した脂を落とすために一回お湯をかけて霜降りにしています。

出来上がりは3Lないくらいの量です。鰹節をたっぷり入れたのでかなりパンチのある旨味があるスープに仕上がりました。

 

醤油と合わせる

今回はあえてカエシを作らず、出汁と醤油のみのスープにしようと思います。かなりの旨味を入れた出汁なのでカエシは不要で単純に塩味を合わせれば十分な気がしたので。

家にいろいろ醤油があるのでテイスティングしながらどれがいいかを考えてみます。

 

湯浅醬油

湯浅醬油は再仕込み醤油という種類の醤油で、一回作った醤油を使って再度醤油を仕込むという贅沢な醤油です。同じ液体の量に対して麹や大豆の量が多いので旨味、甘味が普通の醤油よりも強いことが特徴です。

スープと割って飲んでみた感想は、これだけで十分美味いのでラーメンと合わせるのには良いパンチが出せますね。

結構香ばしいのでそこの好みは分かれそうです。ただ、醤油が勝ちすぎかな?ってくらいです。

 

福寿 白神大豆しょうゆ

こちらは秋田旅行で買ってきた醤油です。空気を遮断するボトルなので新鮮な香りがする美味しい醤油です。

これは今回のスープにとても合います。シンプルな醤油なのですが深めの旨味があるのがマッチしている気がします。

 

安藤醸造 170周年記念生醤油

こちらも秋田旅行で買ってきました。200mlで1000円もする高級醤油です。

5年熟成しているだけあってスープで割っても強い醤油の香りがあります。これは少しスープに対して醤油が強すぎる気がしました。

 

薄口しょうゆ

こちらは昔にふるさと納税で届いた薄口しょうゆです。これは甘味が添加されているのでちょっと今回の趣旨とは違いました。

 

キッコーマン しぼりたて生しょうゆ

写真には撮ってないですが、一番よくみる醤油でも試してみました。普通にうまいですが、白神醤油の方が良かったです。

 

テイスティングの結果、福寿の醤油にします。

 

香味油

仮に物足りなかった時のためにガーリック牛脂の香味油を作っておきます。

和牛の牛脂にたっぷりのニンニクを入れてじわじわ火入れすればOKです。

 

完成

ラーメン

適当に豚肉と玉ねぎを炒めて醤油とみりんで味付けした具を乗せました。スープには醤油だけですが、具にみりんを使うことによってしばらくしてからスープに甘味が追加されるという感じにしてみました。意味があるかはあんまりわかりません。

少し太い麺かつ、かんすいじゃないので若干うどん寄りになっています。

スープが鰹節たっぷりでうまいですね。麺はまあそこそこの仕上がりでした。おそらく麺を延ばす工程をもう少し回数多めにしておけばコシが出て美味かったかもしれません。それか作った当日食べたからかもしれないです。

 

湯浅醤油でも作ってみました。湯浅醬油で作るとよりラーメンらしい感じになります。おそら醤油自体の強さからくるものだと思います。

湯浅醬油で食べるならニンニクとか油とかもがっつり入れたらうまいです。

 

油そば

ガーリック牛脂と今回取った出汁と醤油と鶏ガラをレンチンして麺と合わせます。

ひき肉の甘辛くしたものとさっと炒めた粗みじんの玉ねぎを乗せると良いです。

 

以上です。

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初めてのマカロン作りと改善点

こんにちは。

今回は妻よりリクエストがあったマカロン作りです。毎年ホワイトデーに丁寧に作るお菓子を依頼されており、瓶詰クッキー→シフォンケーキ→マカロンという順に作ってます。

去年までは手順を踏めば完成できるお菓子だったのでいい出来になりましたが、マカロンはどうなるんでしょうか。

 

 

材料

カロンのレシピはえもじょわさんのレシピを参考に抹茶をココアに変えて作ります。

youtu.be

下記分量にしてみました。

カロンクッキー部分

  • 卵白 70g(2個分)
  • ラニュー糖 60g
  • アーモンドパウダー 75g
  • 粉糖 75g
  • ココアパウダー 10g

間にはラズベリーガナッシュを挟みます。分量は正直うろ覚えです。

ガナッシュ

  • チョコレート 150g(なるべく高くてうまいチョコにする)
  • 生クリーム 50ml(今回はそこまで脂肪分高くないもの)
  • バター 20g
  • ラズベリーピューレ 20g

これらを湯煎して混ぜます。バターはなくてもいいかも知れないです。若干固かったので生クリームはもう少し入れた方が良かったです。

あとチョコ150gだとめっちゃ余すので100gで良かったです。

 

作り方

カロンクッキー

作り方と書きつつ全然写真撮ってないので↑に貼った動画見てください。

流れを簡単に書きます。

  1. メレンゲをしっかり立てる
  2. 粉と合わせる
  3. マカロナージュする
  4. 絞る
  5. 乾燥させる(30分くらい放置してる間にガナッシュを作る)
  6. 焼く

粉糖とアーモンドプードルとココアパウダーをふるっておきます。

絞るとこんな感じです。大きさがバラバラだったのでガイド線を引くべきでした。

コツというほどでもないですけど気づいたことを書きます。

  • 粉は混ぜる前にふるった方が作業がスムーズ
  • メレンゲはかなりしっかり立てた方が良い
  • 絞るときは天板の上じゃなくてテーブルなど平らな場所にする
  • オーブンシートがたわむので重しでしっかり伸ばす

 

マカロナージュについて

マカロナージュというものについて、動画を見てもどういう状態になれば良いか腑に落ちないところがありましたが、今回作ってみて得た気づきがあります。

マカロナージュによって得たいものはカロン表面の滑らかさです。

マカロナージュという工程はわざとメレンゲをつぶすことによって、角が立つほどしっかりと泡立てた状態から液がだれる状態にします。

液がだれることによって、絞ったときにどうしても生まれる表面の波うちが重力によって滑らかになるので、マカロナージュという工程が必要なのでした。

この目的をはっきりしないまま、どういう状態になればマカロナージュの完了の目安とだけ書いてあるレシピが多かったので困っていたのですが、今回作ってみたことで納得できたので良かったです。

なのでマカロナージュしすぎることを恐れてマカロナージュ不足になるよりは多少過多になった方が見た目は綺麗に仕上がると思います。表面を滑らかにしたいからと言って生地を叩いたりするよりかは良いかなと思います。

 

焼く

160度に予熱したオーブンで13分、130度で2分焼きました。結果焼きすぎてカリカリになったのでちょっと想定とは異なった食感に仕上がりましたが結構おいしかったので結果オーライです。

しっかり乾燥させたのでピエもできました。表面が乾燥してすぐに固まるので膨張した空気は下側から逃げてできるものです。

 

ガナッシュ

湯煎して混ぜるだけ!

 

合体

絞り袋でたっぷり絞って挟めば完成です。絞り袋はちゃんとしたものを買った方がいいです。最初100円の絞り袋でやってちょっと硬くて無理やり絞ったら破裂してチョコまみれになりました。

それと、口金はなくても良かったです。手で温めて柔らかくしながら絞れるのと口が広くとれるので絞り袋オンリーの方が良いと思います。きれいに絞る必要はほぼないので口金の用途を考えるとなくていいかなと思いました。

見た目はなかなか上手にできましたね。味も美味しかったです。やはり高いチョコはそれだけで美味いので良いものを買うべきです。

 

改善点

今回のマカロンは予想よりもよくできたので良かったです。一部改善点があったのでまとめておきます。

  • オーブンシートはしわになりやすいのでできる限り平らにする
  • 大きさを均一にできるようにガイド線を描く
  • 焼きすぎ注意
  • ガナッシュの絞りは口金が無くてもいい(かも)

今回はサクサクカリカリになったので次回はほろっと崩れる要素も表現できたらいいですね。

個人的にはガナッシュが気に入ったので軽率に作ろうと思いました。

 

以上です。

 

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アメリカのお土産その② タコスパーティ

こんにちは。

アメリカのお土産でBBQラブと一緒にタコスシーズニングミックスを頂いたので、それを使ってタコスパーティです。

タコスシーズニングを使ったタコミートと、いつも勘で作っているタコミートの食べ比べをしてどれくらい違いがあるのかを見てみたいと思います。

また、タコスの可能性を探りたいのでタコスに合いそうな変わり種をいろいろ見繕ってみたいと思います。

 

 

タコミート作り

TACOBELLというメーカーのタコスシーズニングをいただきました。裏面の作り方を守って作っていきましょう。

シーズニングでの作り方

  1. ひき肉1ポンド(450gくらい)をスキレットに入れる
  2. 水3/4カップとシーズニングを入れて混ぜる
  3. 沸かす
  4. 10分中弱火で煮る
  5. たまにかき混ぜる

でかいスキレットは持っていなかったのでステンの鍋でやります。

炒めるのではなくて煮るタイプなのが新鮮です。今までろくに調べずにタコスやってたので炒めないほうが主流なのを知りませんでした。

煮ると肉がふわっと仕上がります。他の具が歯ごたえ系なのでバランスが良さそうな予感です。

そしてシーズニングの味についてですが、クミンとかチリペッパーとかガーリックとかが入ってる気がします。

裏を見てもガーリックとオニオンとチリペッパーはわかりますが、あとはスパイスと濁されています。

 

自己流の作り方

  1. ひき肉を炒める
  2. 塩、コショウ、ナツメグオレガノ、ケチャップ、ソースを入れる
  3. 水気がなくなれば完成

改めてみたら自己流の作り方はほぼハンバーグの味付けでした。

 

その他の具材

サルサソース

サルサソースは玉ねぎとトマトとピーマンを5㎜くらいのダイスカットにして混ぜ合わせます。

そこへレモン汁またはライム汁、塩、オリーブオイルを入れて完成です。

トマトは塩をしてざるで水気を切った方が食べるときに楽です。

玉ねぎは辛みを抜いておかないと後でおなかにダメージがあるので、熱湯にさっと晒した後、水で洗います。

玉ねぎの辛み抜きは塩揉みとか砂糖とか水に長時間晒すとかいろいろな手法がある中で熱湯に短時間晒すのが一番辛みが抜けてお勧めです。生に比べると若干食感はなくなりますが、それを差し引いても辛みがない方が好みなのでほとんどの場合は熱湯です。

肝心のサルサソースの完成写真はありません…。

ガリマヨソース

こってりしたソースも欲しかったのでマヨベースのジャンクなソースも作ります。

  • マヨネーズ
  • オリーブオイル
  • ニンニクチューブ
  • マスタード
  • レモン汁

上記をいい感じの分量で混ぜて完成です。

今回の分量はマヨネーズ7割、レモン、マスタード、オリーブオイルが1割ずつ、プラスアルファでニンニクチューブで作ってみました。正直うろ覚えなので味見しながら作った方がいいですね。

タバスコで辛くしたり和風にしたかったらワサビ入れたり大葉とかネギとかの薬味もいいですね。

アボカド

シンプルにダイスカットに変色防止のレモンで終了です。

レタス

最近サラダスピナー買ったのでスピンしたらめっちゃよかったです。もう10年くらい料理好きとして自炊してるのにサラダスピナー持ってなかったのは損以外の何物でもなかったです。

水気を切っておくことで味がボケないし保存もしやすいしもっと早く買えばよかったです。ざるとボウルでぶんぶん振り回してる場合ではなかったですね。めっちゃ濡れるし。

 

変わり種のことを考える

今回は下記の変わり種を用意してみました。

  • 茹でほうれん草
  • 水菜
  • ミックスビーン
  • タケノコ水煮
  • ミョウガ
  • フライドポテト

ミックスビーンズは正直変わり種ではないです。家でやるときはあんまりやらないかなと思って変わり種としておきました。

それ以外だと水菜とかフライドポテトはたぶんいい感じになると思いますが、ほうれん草とタケノコとミョウガについてはどうなるんでしょうか。

変わり種の選ぶ基準として、日本の食材でタコスに合う食材があれば家タコスの定番にできると思ってなるべく身近な食材にしてみました。

本場でよく食べる食材を集めてメキシコの風を感じるのも良いし、ローカライズして準備のハードルとコストを下げるのも良いと思います。

タコスってトルティーヤで巻いたらなんでもタコス名乗っていいらしくて、メキシコの手巻き寿司!とかいってなんでも巻いてやろうという感じです。

タケノコだけ写真撮ってました。

 

食べる!

まずはスタンダードに行きます。

レタス、サルサソース、アボカド、タコミート、チーズです。シャキシャキ旨味たっぷりで最高です。

変わり種は、レタス、タコミート、フライドポテト、ミックスビーンズ、マヨソースで食べてみました。

フライドポテトが想像以上に美味しいです。ファストフード店のポテトよりもがっちり揚げてザクザク感を出したことが良かったです。そしてビーンズのほっくり感とマヨのこってり感が合わさってめちゃめちゃ良いです。ここにライムをがっつり絞ってもうまそうです。

 

タコミート食べ比べ

タコスシーズニングの方はスパイシーな香りがあって美味しいです。水で煮たこともあってふわっとした食感がトルティーヤとの馴染みが良くて美味しいです。

それと、辛さがピリカラ程度だったのが意外でした。もっとスパイシーさが全面に出るくらいかと思ってましたが、割と控えめでした。ただ、辛さが苦手な人はダメみたいです。辛さというよりかは全体的なスパイシー感の刺激が強いような印象でした。

自作の方は炒めたので肉感が強めに出るのが良いですね。食べなれた味なので安心感があります。

どちらのミートも良さがあり、トルティーヤで食べるならシーズニングが相性がよさそうです。もしタコシェルで食べるなら自作の方がよさそうな気がします。タコシェルの方はケチャップと合わせるのが好きなので。

 

変わり種の食材の感想

水菜

予想通り相性が良いです。ぱりぱり感と少し苦いのとたまに香るアブラナ科の風味が良いですね。さっぱり目に食べれます。

タケノコ

こりこりが美味しいです。ただし周りの具材がパンチが強いので埋もれがちな印象でした。

ほうれん草

水っぽさが邪魔をしていました。ただ茹でただけだと厳しいですね。途中から醤油かけて食べてました。

ミョウガ

食感はいいですけど、なくてもいいな、って思っちゃう感じです。ミョウガ単体じゃなくてそれ以外の食材もかなり寄せに行かないと難しい食材でした。豚バラ炒めたものとか、脂っぽい食感のしっかりしたお肉とかがあれば良い結果になったでしょうか。

 

今回はこんな感じのテーブルになりました。

タコスシーズニングはまだ3袋あるのでまだまだ変わり種の可能性を探りたいです。

 

以上です。

【漁師さん直送市場】石川県から鮮魚BOXが届きました

こんにちは。久しぶりに漁師さん直送市場(https://umai.fish)で鮮魚BOXを買いました。

今回は石川県の鹿渡島定置という漁師さんから購入しました。

年始の地震の影響も多少解消されて漁ができるようになったとのことでしたので応援の意味も込めての購入です。

 

 

鮮魚BOX

今回はこんな感じの顔ぶれです。

写真をずらずら並べるのもどうかと思ったのでまとめてみました。

7,680円でした。ヤリイカは胴体が30㎝くらいのが3杯と初めて食べるサゴシが入っていて嬉しかったです。

イシダイ、マトウダイは初めて捌きます。イシダイはともかくマトウダイは正直捌き方が良くわからないのでうまく捌けるかわからないですが、頑張ります。

 

捌く

マトウダイ

まずはマトウダイを捌きます。動画を回しておいて切り抜いて使おうと思ったら、ドピンボケしててモザイクみたいになってしまいました。

まあ、内蔵も出てるのでちょうど良いですね。

マトウダイは形がカワハギっぽいのでそんな感じで捌いたらうまく行きました。

ちなみにマトウダイの名前の由来としては、体の中央にある黒い●が的のようだということで「的鯛」という説や口を伸ばした時に馬の顔に見えるから「馬頭鯛」という説があるようです。

三枚おろしにして皮を引くとなぜか3つに分割できます。中骨もないのでなんだかよくわからない魚です。半身が3つに分割されるのにちゃんと泳げるのか?という疑問がわいてきました。

マトウダイの上下の鰭の根本付近に固い外骨格みたいなものがあるのでそれが中骨の代わりになっているんだと思います。体表は鱗みたいなものはなくて滑りでおおわれているタイプの魚ですね。鰓にも薄い膜が張っていて鰓蓋を開いたとしても直接見れないようになっています。

系統としてはかなり独特な種類の魚ですね、近い魚でいうとタラらしいです。

 

サゴシ

サゴシは鰆の幼魚です。幼魚といいつつ50㎝くらいはあります。

サゴシは細長く、鱗はなくてかなり皮が薄いです。身が柔らかくて弾力が少しあります。

おろすときは実が割れやすいので上身をおろしたら裏返さずにおろしてみました。裏おろしと呼ばれるおろし方ですが、かなり難しくて中骨に結構残ってしまいました。普通におろしても良かったです。

サバ科なので足の速い魚ではありますが、輸送技術が発達したおかげで石川県から北海道へ輸送しても刺身で食べられる鮮度で届くというのはうれしいですね。

 

それ以外

それ以外の鯛、イシダイ、ヤリイカは普通に捌きました。

イシダイはそんなに大きい個体ではなかったのですが内蔵脂肪がたくさんついてて美味しそうです。おろしているときの身の弾力も良いです。

ヤリイカは1匹分を真空パックして冷凍し、後日一人占めする用にしました。真空パックで冷凍しておけばあまり劣化せずにお刺身を保存できるのでめちゃ良かったです。

イナダは写真すら撮ってないです。

 

つまみ食い

サゴシをつまみ食いします。

モチモチした身で脂があってうまいです。かなり気に入りました。毎月食べたいくらいです。

 

料理

刺身

いつもの通り刺身盛りにします。

マトウダイ肝がそこそこ大きかったので茹でて添えてみました。茹ですぎてなんか不思議な食感になりました。

イナダナメロウ

イナダは若干匂いが気になったので叩いてナメロウにしました。

レモン汁、ゴマ油、醤油、ネギでナメロウにします。魚の匂いが気になったときはレモンを入れるとかなり消えてくれます。

脂も少なかったのでごま油で補ってあげれば美味しいナメロウになります。

煮つけ

マトウダイから卵も出てきたので煮つけにしました。アレルギーで食べられないので魚卵好きの友達に食べてもらいました。美味しかったようです。

 

サゴシあぶり

サゴシは皮つきのまま炙ってちょっと厚めに切って食べます。厚めに切るとモチモチ加減がすごくて美味しいです。皮目を炙ることでより脂を感じることができるのでそのままよりも3倍くらい美味しいです。

 

鯛のグラタン

妻が鯛の切り身を使ってグラタンを作ってくれました。鯛は加熱してもふわふわで美味しいですね。

 

お刺身を真空パック保存してみる

今回はマトウダイの半身を皮を引いた状態で真空パックで冷凍してみました。

狙いとしては、いつも鮮魚セットを頼むときに数日中に食べきらないといけないのが大変だと思っていたのですが、真空パックでお刺身が冷凍保存できればもっと気軽に鮮魚セットが買えるようになるのでやってみました。

1週間後くらいに真空パックを流水解凍してお刺身で食べてみたところ、生にはかないませんがなかなか美味しい状態で保持できたので良かったです。多めに買って小分け冷凍しておけば気軽に安く晩酌のお刺身が食べられるようになりますね。

その他、頭は一晩干して真空パックにしてあります。気が向いたときに焼いたり出汁取ったりします。

 

石川県の鮮魚BOXは美味しいお魚が多くて楽しいですね。北陸はいつか食い倒れに行ってみたいです。

 

以上です。

初めての食べチョク マルホン小西漁業さんの鮮魚BOX

こんにちは。

今回は食べチョクという通販サイトから鮮魚BOXを購入した話です。

近場で新鮮な魚を食べたいと思い、北海道のマルホン小西漁業さんから4㎏分を注文しました。

若干内蔵が写ります。

 

 

到着

北海道内なので翌日の到着です。1匹ずつ活〆した鮮度最高の魚はスーパーとどれくらいちがうのか楽しみです。

到着した中身がこんな感じでした。カレイが2種、ソイが2種、でかいニシンが2匹、超でかいホッケが1匹の計7匹でした。

ソイは死後硬直がまだ解けていない状態でした。

ニシンとホッケは今までに見たことないくらい大きいです。ニシンは新鮮なので鱗が落ちやすいのにも関わらずびっちりついていました。さらに産卵シーズンなので数の子が入っていました。

ホッケは40㎝は越えています。

捌く

鱗をザクザク落としていったら三枚におろしておきます。食べるのは次の日なのでニシンだけは内蔵を落としただけでおろさずに置いておきます。

ソイをおろしたら結構脂が乗ってるのが確認できました。身の弾力もすごいですし、これは今まで食べたお刺身とは違う食感が楽しめる予感がします。

カレイはおなかを開いたらどでかい卵を持っていました。魚卵は(痒くなるくらいの軽い)アレルギー(だしそこまで好きじゃない)ので友達に食べてもらおうと思います。なぜか数の子は痒くならず食べられます。

ホッケは開きにして塩水につけておきましょう。できれば干したいですけどスペースがないので小分けにして冷凍にしました。

 

つまみ食い

つまみ食いと言いつつニシンとソイを半身ずつ食べちゃいます。

ソイはぷりぷりというか、ごりごりと言ってもいいくらいの弾力です。これは味というよりは食感を楽しむ魚ですね、写真くらいの厚さに切ると厚みありすぎるのでこれの半分くらいに切って薄造りのようにして食べる方が良いかなと思います。

ニシンは大きな卵を持っていたのにもかかわらず身の脂がすごくて美味しいです。昔食べたニシンのお刺身はそんな美味しくなかったと思ったんですが、新鮮で大きい個体だととても美味しい魚だということがわかりました。ですが、小骨が激しいので細かく切込みを入れて骨切りをした方が良いですね。

骨は唐揚げにして食べようと思いましたが普通に硬くて大変でした。相当じっくり揚げたのですがそこそこ大きい魚の骨せんべいは無理なことがわかりました。

 

料理

今回はお造り、アクアパッツァ、天ぷら、カレイの卵の煮つけにして食べます。

 

お造り

お造りはソイ、ニシン、カレイに軽く塩をしたらペーパーで脱水して味を凝縮させてみました。カレイは水っぽかったので加熱した方がおいしかったと思います。

 

アクアパッツァ

アクアパッツァはニンニクとオリーブオイルでカレイの両面をこんがり焼き上げたらあさりとミニトマトとパセリとお酒を入れて蒸し焼きにします。

軽く沸かして煮汁と煮詰め、塩で味を調えたら完成です。煮汁が旨味の暴力なのでパンが必須です。

 

卵の煮つけ

味見できないので、勘で煮つけの汁を作ったら浅めに煮込んで完成です。

煮込み続けておいしくなる料理ではないと思うので十分に火が通ったと思ったらそれで完成にします。

 

天ぷら

カレイとソイ、いろいろ野菜を天ぷらにします。

野菜は、レンコン、ナス、大葉、新じゃがです。新じゃがは小さめのものを選んで丸ごと揚げます。

天ぷら粉は日清のコツのいらない天ぷら粉を使います。これは本当に上手に揚がります。

タネに打ち粉をしてシャバ目の液で揚げると薄目なのに剝がれない衣ができます。液にちょこっと油を混ぜるとザクザクの仕上がりになるので、たくさん揚げるときに最初の方がシナシナになるのを防げます。

新じゃがだけは火が入りにくいので160度くらいの低温で転がしながらじっくり揚げます。新じゃがらしい、ほくほくで爽やかな味がする仕上がりになります。

 

出来上がり

こんな感じになりました。左下のやつはニシンを叩いたものです。小骨が気になりにくいのでこういう食べ方でもいいですね

水揚げの翌日に届く活〆の魚は予想以上に鮮度が良く、美味しかったです。それ以上に旬の魚というものは質が高くて美味しいものですね。

4㎏で送料含めて7千円くらいだったので、1匹当たり1000円くらいの計算になりますが、スーパーで買うよりも数段美味しい味だったのでコスパはかなりの高さだと思います。

鮮魚はどのような種類の魚を選ぶかよりも地の利を生かした方が良い結果が得られるような気がしました。特に青魚はそうだと思います。

それに、北海道でとれる魚なのでよくスーパーでよく見る扱い方を知っているものが届くのも料理がやりやすいポイントだと思います。

 

以上です。

アメリカのお土産とコストコ

こんにちは。

この間友達にアメリカの調味料をもらったのと、コストコへ行く機会があったのでテキサスバーベキュー風料理をやりました。

 

 

アメリカ土産の調味料

友達がアメリカに行くのでBBQ RUBをお願いしました。

Youtubeでテキサスバーベキューの動画を見ていると絶対出てくるRUBというミックススパイスがずっと気になっていたので2つも買ってきてもらえて嬉しいです。一緒にタコスミックスももらったのでそれはまた近いうちにやろうと思います。

ちょろっと舐めてみたところ、どちらもブラウンシュガーが主体で塩とスパイスの配分が異なり、左の方はシナモンが入っていて甘い香りのするのが特徴で、右の方はシンプルな旨味を追求したような味でした。

これを牛肉のバラ肉やスペアリブにかけてじっくり燻製するのがテキサスバーベキューです。

さすがに普通のマンションなので燻製を何時間もするのは無理ですしオーブンでそれっぽい感じを目指そうと思います。

 

コストコで買ったもの

コストコで3kgくらい買ってきました。プライムグレードの肩ロースとチョイスグレードのミスジです。牛バラと迷いましたが、脂が多くてくどそうなのでやめました。

テキサスバーベキュー風に低温じっくり調理をするので、筋が多かったり固かったりする方がむしろ向いていると思ってミスジはあえてグレードが低いものにしました。

チョイスとはいってもミスジなので柔らかいところは一応ステーキでも食べます。

牛肉のほかには5Lのハイネケンとかでかいパルメザンとか胡椒とか真空パック用の袋とかいろいろ買いました。真空パック用の袋がめっちゃ安くて嬉しかったです。これでいつでも大量の肉とか魚とか冷凍できます。

 

牛肉の調理

バーベキュー風

牛肉の表面にオリーブオイルを塗ったあと、まあまあたっぷりBBQラブをまぶします。目安としては、肉の表面を全て覆うのを二周くらいやります。肉が大きめなのでしっかり塗らないと焼いている最中に油で味が流れてしまいます。本当はこれで数時間かなじませた方が良いのですが今回はそんなに時間がないので短時間馴染ませで焼きに入ります。

写真は撮ってないですがミスジの大きいところも同じようにしています。

170度で1時間オーブンで焼いた後、出てきた汁を利用して蒸し焼きにします。

アルミホイルで覆って130度にしたオーブンで3~4時間加熱します。

焼き上がりはこんな感じになりました。家じゅうが牛肉の香りに包まれました。

テキサスバーベキューの特徴はLow&Slowということで、低温でじっくりと燻製香を付けるらしいです。しっかり燻製にすることで表面が真っ黒になるということですが今回はオーブンでの蒸し焼きなのでそこまでは黒くなりませんでした。

興味がある方はYoutubeで「brisket」と検索すると真っ黒な肉がいっぱい出てきます。関係ないけど海外のBBQ系Youtuberって肉焼くときに絶対手のひらで肉を叩いてます。

ちょっと薄めにカットして完成です。焼いたときに出た汁を切った後に回しかけるとほろほろになった肉の繊維に美味しい液体が浸み込んで最高です。

ステーキ

ミスジはいつも通り表裏の筋を取ってステーキカットとブロックと筋に分けます。脂はいらないのでなるべく除去しておきます。

いつも通りの例↓

rakyooooo.hatenablog.com

rakyooooo.hatenablog.com

肉には事前に塩をして脱水しておきます。

チョイスグレードということもあり脂は少なめだったので、以前の内もものときにできた牛脂を使って焼いてロンダリングします。

多めの脂で揚げるように焼き、ちょこちょこ上下を返しながら美味しそうな焼き色が付くまで加熱します。大体2㎝くらいにカットして、表面がカリカリになるまで焼けば中はレア~ミディアムに仕上がります。

カットしてアツアツに熱した極厚鉄板に乗せれば完成です。仕上げにBBQラブをかけました。

 

出来上がり

この日はこんな感じでした。5Lのハイネケンは余るかなと思いきやパーティ感に楽しくなってしまいなんだかんだ飲み切ってしまいました。

チョイスのミスジはステーキだとどうなるか若干の心配もありましたが、値段を考えたらコスパのいい肉だと思いました。100g当たり200円でステーキ肉は買えないですしね。和牛脂で焼いたのも効果があった気もしますが。

 

手羽

BBQラブはまだまだあるので手羽先もやります。

手羽中を半分にしたやつにラブをまぶしてカリカリになるまで焼きます。

脂っぽい肉に相性がいいですね。というか手羽先がうまいです。100本くらい食べられます。

今度はスペアリブもやりたいですね。

 

以上です。

佐賀牛内もも肉11.86㎏買ったのでクリスマスと年末年始はステーキ祭り!低温調理もあるよ!

2024/04/10追記

小林銅蟲先生に言及していただいたようで…!私がブログを始めたきっかけです。嬉しいですありがとうございます。

追記終わり

 

こんにちは。

今回はクリスマス~年末年始にかけての料理記録です。

タイトル通り、佐賀牛11.86㎏です。

 

 

牛肉の解体

いつものallmeatで牛内ももブロックを購入しました。

11.86㎏なので結構な大きさです。冷蔵庫に入れるとこんな感じのサイズ感です。

抱きかかえてみるとこれくらいの大きさです。真空パックされて表面が湯煎されるらしく、賞味期限が未開封で冷蔵で40日くらいあってすごいです。開封したら冷蔵で数日になるので冷凍しちゃいます。

11.86㎏で1㎏あたり3980円(税別)+送料で53930円です。佐賀牛のA4ランクで見た感じ脂はそれなりにありそうですが、多すぎることもなくサシがきれいな赤身で沢山食べるのにちょうどよさそうな具合です。

牛内ももは肉が大きくて解体がしやすいです。

まず牛脂を除去します。脂がしっとりしていて融点が低いです。美味しそうです。

次にカブリと呼ばれる薄くて広範囲にわたっているお肉をはぎ取ります。

筋が走っているのではがす要領でめくりつつ切れ目を入れて引っ張ると取れます。

カブリを除去したら裏面の筋を取り、そのほかの血管を取って完了です。

内ももはかなり大きい赤身なので筋取りがかなり簡単です。以前やったミスジなどと比べたら下処理は簡単でした。

 

カット

綺麗になったら扱いやすい大きさに分割して冷凍します。以前買った真空パックんでパックしていきましょう。

自分的には500~800gくらいのブロックがいいかなと思います。カットするときはよく見る霜降りの肉のように肉の繊維が走っている方向に対して垂直になる面ができるように切るとおいしそうに見えます。

なるべく四角いのブロックになるようにしていきたかったのですが丸いブロックなのでどうしても先端が出てきてしまいます。しょうがないですがここは反省点だと思います。火入れのムラを考えると写真右側みたいな細長い部分はやりにくいです。

カットしたら作業しないブロックはいったん冷蔵庫へしまっておきます。最初の写真と見比べると脂を除去してもあまり目減りしてないのでコスパがいいことが分かると思います。

ちなみに作業中の背景こんな感じです。苦手な人すみません。

 

ローストビーフ

ここから調理です。

まずはシンプルにフライパンでローストビーフです。きれいな断面ですね。

300gくらいの小さめカットにしたら塩をして常温に戻します。熱したフライパンに油を多めに入れてなじませたら全面をこんがりと焼いていきます。

こういうときに鉄フライパンがあると大活躍です。

全面焼けたらバターを20gくらい入れてアロゼします。アロゼとは油をスプーンで回しかけてゆっくり火を入れるフランス料理の技法です。

違う肉の写真ですが、こんな感じでバターが若干焦げている状態を保持できる火加減で油を温めつつたまに肉をひっくり返したり油をスプーンで回しかけたりして数分焼きます。

周りが十分に焼けたらバットへ出してアルミホイルをかぶせてコンロの脇などの暖かい場所に置いておきます。

ソース

肉を休ませてる間にソースを作ります。

アロゼで使ったバターをそのままにしてそこへ醤油とみりんとチューブニンニクを入れて沸かしたら完成です。焦がしバターでニンニク醤油なんて旨味多すぎて犯罪的ですよ。

バターが焦げすぎていたらあきらめて捨てて新しいバターにしてください。

 

仕上げ

肉は少し薄めにカットして断面が見えるように盛り付けます。そこへオレガノを振りかけてソースをかけたら完成です。

写真は友達にもらった鹿肉ロースのローストも含まれていますし奥が牛肉です。

柔らかくて噛むと脂が感じられるのですが、胃もたれするような量でもなく牛肉の味があってとっても美味しいです。

 

オーブンでの仕上げ

他の料理とも並行して13人分ステーキを調理することがあったのでその時はオーブンで仕上げました。

上の写真は同時並行で焼いていてさらにもう一回同じ量を焼いてます。

400gと500gの塊をフライパンで全面を焼いたあと、少なめにバターを入れて香りをまとわせたらでかいバットに移して、120度に予熱したオーブンで20分くらい加熱します。

最後に150度で15分くらい加熱して出来上がりです。結構ウェルダンな仕上がりになるのでレアが好きであれば最初の20分だけでOKだと思います。

大体10分くらいごとに肉に金串を刺して、引き抜いた金串の温度で判断する方法で焼き加減を見るか、温度計を使えば生焼けは避けられます。

写真は結構肉汁が流れ出てしまったために茶色いですがあまりパサつかずに食べられました。ただ、やはり大量調理ということで焦ってしまい、納得いかない出来になってしまいました。またいつかリベンジします。

 

煮込み

塊で肉を買うとどうしても筋や端材が出るのでそれらは全て煮込みにしちゃいます。

今回は味噌で煮込んで大阪風にしてみます。

牛肉は一口くらいのサイズに切ったら下茹でしてあく抜きをします。その後、大根、ニンジン、こんにゃく、レンコンとともに適当に寸胴に入れて煮込んだら、白だし、醤油、みりん、味噌、酒で味付けしたら完成です。

付けは今回ふるさと納税で手に入れた湯浅醤油と自家製の赤みそを使ったので結構濃いめです。焼酎とかと一緒に食べるといいかもしれないですね。

これは正月に酒飲みながらだらだらする用です。

 

低温調理のユッケ

ローストで4kgくらい調理して飽きてきたので低温調理でユッケにします。

肉の調理

500gくらいの塊を63度で2時間調理して5㎜の太さの棒状にカットします。低温調理は考えることが少なくて楽ですね。

タレ

中華風の甘めのタレにしてみようと思います。

  • ごま油
  • 甜麺醤
  • 醤油
  • ニンニクチューブ
  • 砂糖ちょっと
  • めんつゆちょっと
  • ショウガちょっと

ニンニクチューブだとパンチのある鋭い味があるので、それをごま油や甜麺醤で地盤をしっかりさせるイメージです。

それに醤油の旨味と塩気を足したタレを肉にまとわせます。牛肉にはそこそこ脂があるので少し塩気がちょっと表出するくらいがいいですね。

有田焼の豪華なお皿を使うとおいしそうに見えますね、お気に入りです。

 

牛脂の行方

牛脂は鍋に入れてとろ火でゆっくり加熱して脂と油カスに分けます。別の料理にします。

 

ステーキ焼きすぎの記録

クリスマス、年末年始で4回くらいステーキ焼いて食べる会をしました。やりすぎて体がさすがに肉臭くなりましたが、そんなに体形には表れなかったので良かったです。

一応写真撮ったので載せます。

これは晦日です。実家が大晦日から豪華な食事をするタイプの家庭だったのでそれより早い日から食いまくり飲みまくりするタイプの大人になりました。

これは新年会です。

これは正月に二人で山盛り食べよう、というやつをやった時です。

これはもう覚えてないです。消去法でクリスマス?

もう感覚が分からなくなってきましたが、普通このサイズは贅沢な一人前ですね。

 

余談

内もも肉を買うにあたってYoutubeでレシピを検索しようと思って「内もも肉」で検索したら内もも痩せの動画ばっかり出てきて世の中の大半の人の興味関心は牛内もも肉ではないんだなと思いました。

あと大量に食べる人がたくさんいる場合にできる買い物なのであんまりやらない方がいいです。

 

以上です。