こんにちは。
今回は食べチョクという通販サイトから鮮魚BOXを購入した話です。
近場で新鮮な魚を食べたいと思い、北海道のマルホン小西漁業さんから4㎏分を注文しました。
若干内蔵が写ります。
到着
北海道内なので翌日の到着です。1匹ずつ活〆した鮮度最高の魚はスーパーとどれくらいちがうのか楽しみです。
到着した中身がこんな感じでした。カレイが2種、ソイが2種、でかいニシンが2匹、超でかいホッケが1匹の計7匹でした。
ソイは死後硬直がまだ解けていない状態でした。
ニシンとホッケは今までに見たことないくらい大きいです。ニシンは新鮮なので鱗が落ちやすいのにも関わらずびっちりついていました。さらに産卵シーズンなので数の子が入っていました。
ホッケは40㎝は越えています。
捌く
鱗をザクザク落としていったら三枚におろしておきます。食べるのは次の日なのでニシンだけは内蔵を落としただけでおろさずに置いておきます。
ソイをおろしたら結構脂が乗ってるのが確認できました。身の弾力もすごいですし、これは今まで食べたお刺身とは違う食感が楽しめる予感がします。
カレイはおなかを開いたらどでかい卵を持っていました。魚卵は(痒くなるくらいの軽い)アレルギー(だしそこまで好きじゃない)ので友達に食べてもらおうと思います。なぜか数の子は痒くならず食べられます。
ホッケは開きにして塩水につけておきましょう。できれば干したいですけどスペースがないので小分けにして冷凍にしました。
つまみ食い
つまみ食いと言いつつニシンとソイを半身ずつ食べちゃいます。
ソイはぷりぷりというか、ごりごりと言ってもいいくらいの弾力です。これは味というよりは食感を楽しむ魚ですね、写真くらいの厚さに切ると厚みありすぎるのでこれの半分くらいに切って薄造りのようにして食べる方が良いかなと思います。
ニシンは大きな卵を持っていたのにもかかわらず身の脂がすごくて美味しいです。昔食べたニシンのお刺身はそんな美味しくなかったと思ったんですが、新鮮で大きい個体だととても美味しい魚だということがわかりました。ですが、小骨が激しいので細かく切込みを入れて骨切りをした方が良いですね。
骨は唐揚げにして食べようと思いましたが普通に硬くて大変でした。相当じっくり揚げたのですがそこそこ大きい魚の骨せんべいは無理なことがわかりました。
料理
今回はお造り、アクアパッツァ、天ぷら、カレイの卵の煮つけにして食べます。
お造り
お造りはソイ、ニシン、カレイに軽く塩をしたらペーパーで脱水して味を凝縮させてみました。カレイは水っぽかったので加熱した方がおいしかったと思います。
アクアパッツァ
アクアパッツァはニンニクとオリーブオイルでカレイの両面をこんがり焼き上げたらあさりとミニトマトとパセリとお酒を入れて蒸し焼きにします。
軽く沸かして煮汁と煮詰め、塩で味を調えたら完成です。煮汁が旨味の暴力なのでパンが必須です。
卵の煮つけ
味見できないので、勘で煮つけの汁を作ったら浅めに煮込んで完成です。
煮込み続けておいしくなる料理ではないと思うので十分に火が通ったと思ったらそれで完成にします。
天ぷら
カレイとソイ、いろいろ野菜を天ぷらにします。
野菜は、レンコン、ナス、大葉、新じゃがです。新じゃがは小さめのものを選んで丸ごと揚げます。
天ぷら粉は日清のコツのいらない天ぷら粉を使います。これは本当に上手に揚がります。
タネに打ち粉をしてシャバ目の液で揚げると薄目なのに剝がれない衣ができます。液にちょこっと油を混ぜるとザクザクの仕上がりになるので、たくさん揚げるときに最初の方がシナシナになるのを防げます。
新じゃがだけは火が入りにくいので160度くらいの低温で転がしながらじっくり揚げます。新じゃがらしい、ほくほくで爽やかな味がする仕上がりになります。
出来上がり
こんな感じになりました。左下のやつはニシンを叩いたものです。小骨が気になりにくいのでこういう食べ方でもいいですね
水揚げの翌日に届く活〆の魚は予想以上に鮮度が良く、美味しかったです。それ以上に旬の魚というものは質が高くて美味しいものですね。
4㎏で送料含めて7千円くらいだったので、1匹当たり1000円くらいの計算になりますが、スーパーで買うよりも数段美味しい味だったのでコスパはかなりの高さだと思います。
鮮魚はどのような種類の魚を選ぶかよりも地の利を生かした方が良い結果が得られるような気がしました。特に青魚はそうだと思います。
それに、北海道でとれる魚なのでよくスーパーでよく見る扱い方を知っているものが届くのも料理がやりやすいポイントだと思います。
以上です。